がっかり

ほんとはがっかりしちゃいけない事だけど・・。
すごい悲しい。

夜は、

ふたりでごはんたべようって思ってた。

いきたいレストランまで考えて、

何食べるかまで考えて。

でも夜はテレビで見たいサッカーの試合があった。
友達皆さそって見たほうがサトは楽しいに決まってる。

よせばいいのに、
自分からいいだした。

「夜はサッカーの試合あるから、友達誘っておこうか？」

やっこのコンサートきて、
サッカーみれなくて、
友達ともそのせいで騒げなかったら
やっぱり後悔されるじゃん。

「もう約束しちゃったしー、コンサートにはいくよ」

そういってくれた。（あたりまえだとも思うけど）
でもちゃんとお友達も誘っておいてくれるらしい。

＊

夜のふたりのデートはー？

手もつなげないじゃん。

本番前に旅行の話なんかできるわけないじゃん。



てか、

サトの考える

「やっこと二人でゆっくり話せるね！嬉しいね！」

っていってたふたりの時間は、

30分・・・？


私がこの間いったように、

サトだってエスパーじゃないんだから、

何が嫌かくらい、
きちんと言わなくちゃいけなかったんだけど、


「友達といるよりサトといたいです」


なんていえるわけもなかった。


気分が沈む。雨もふってきたよ。


＊

朝から熱がでてる。

だるいのに本番前にやっぱりよびだされた。

熱で本番ってだけでもつらい。


誰かと会うなんていやなんだよわたしはー。

でもサトだけ私の友達（サトの友達になったけど）と
遊びに行ってしまうのもくやしくて
きっと私はついていく。


帰りの方向もひとりだけ違うし、


サトとまともに話せなくて、

大人げないことしたくないけれど、

私は一人でぶぅたれたい気持ちいっぱいになって、

やっぱ

もー

やだ。

サトにだから甘えられるのに、
今日は皆といるんじゃにこにこしてるしかない。



せっかくサトは予定あけてくれたのに、

こんなくだらない理由で、

今日がなくなっちゃえばいいのに、とさえ思える。


また皆の前でそっけなくされて
みじめになるのがいやなんだ。

性格変えなくちゃ。

サトといつかつきあえても
サト意外の人とサトと一緒に楽しめないんだったら
きっとサトは私のこときらいになっちゃうよ。

・・・。

ホントに恋人として隣にいるのなら、
まったくちがうんだろうと思う。

視線だけでも、

ちょこっとつないだ手だけでも、

ぬくもりは感じられるもんね。


それができない。


もう今日誰にも会いたくない。



サトにも。



本番前でナーバスになっているだけだろうか。



がっかりしすぎ？



自分の思い描いていた予定と違うからって・・。



みんなとあえる！嬉しい！



ってポジティブになれないのは、熱だから？



熱の私を遊ばせるつもりだろーか。
0時近くに一人で帰らせるんだろーか。



明日も朝から仕事。
お土産私たらやっぱり帰ろう。



来週から1週間旅行。
サトに会うチャンスも週末まできっとないんだし、
悲しい気持ちになってもばれないからちょうどいいよ。



もー


きょう、


いやだいやだいやだいやだー！



こんだけ日記にかいたから、
人前ではちゃんとにこやかにできるはず。
サトくらい騙せるでしょー。


＊

元彼（元婚約者）から電話があった。

夏に会いたいってゆう電話だったけど、お断り。

懐かしい思いだけで会いたい人じゃないのですよ。

そんだけ当時は本気だったということも伝わりませんか？

冷たいこというと、

そんなことして今の幸せを崩したくないのですよ。

きみのいう「けじめ」ってなんじゃらほい。

くるしめること？
あやまればいいのかー！？




って、



元彼のこと今でも「人間的」に大好きで
誰より尊敬してるくせに
こんな悪態が思わずでてきそうになるくらい、

あ、


やっぱやっこは機嫌が悪いんだわ。



電話きたのはちょうどいじけて泣いてるところで、

今日は皆と会うのいやだ、なんてぐちってしまった。

「やっこはそういうところあるよね。
　基本人付き合い嫌いだよなあ。

　いつも恰好よさそうにクールにふるまってる女の子なのに、
　おれといると犬みたいになるところがすごい嬉しかった。

　おれだったらやっこが寂しい思いしないように
　いくらでもするけどな。」

ほんとに、きみだったらしてくれたと思う。

でもそれはきみがまだやっこのことがすきで、

そうしてくれていたのは、

やっことつきあっていたからだと思う。