懺悔
2008年8月4日今日は
過ちを犯した。
なんかもう、
生きてる心地しないし。
体にあざばかりできてしまった。
体がくるしくて泣いたのはいつぶりだろう。
でも生きてる。
ナイフで喉切る勇気なんか情けないけどぜんぜんもてなかった。
「死にたいって思うなら、やってみたら?」
許せない。
こんなやつ、死んでしまえ。
そんなふうに思ったのは初めてだった。
*
夕方になって、
元婚約者
帰るっていうから、
見送るつもりだった。
その時間には心が死んでいた。
涙もでないってやつ。
さらにひどい顔していたんだろうな。
ホームで待ち合わせ。
彼はでっかい花束もっていた。
それはそれはもう、でっかーーーいの。
今日はやっことおれが出会って、
4周年記念日です。
そんなメッセージカードが入っていた。
彼は目を真っ赤にして、泣いていた?
*
私は残酷なことに
ただただ、
倒れそうだった。
なんで彼の胸にとびこんで
甘えたくならないんだろうって、不思議だった。
だって今日こんなひどいこと起きたんだよ。
私、立ってるのやっとじゃん。
・・でも甘えられなかった。
なんでこんなに苦しまなくちゃいけないんだろうって
恨み言さえいいたくなった。
サトが彼女にいうようなこと、言うんだよ。
気持ち、わかるよ。
そりゃ、
泣きたくもなるよね。
抱きしめられたけれど
抱きしめられたくなかった。
やめてよ、なんて言えなかったけど。
現実って厳しい。
愛したぶんだけ、憎しみにかわっていくのがわかる。
「婚約は解消しない」
お、おいおい!!解消しないもなにも
とっくに解消したと想っていたし、
気持ちが二人ともそろってないのなら成立しないでしょうに。
前に返したはずの、
私の指にぴったりの婚約指輪がはめられた。
「ごめんなさい・・」
それしか思いつかない。
そしてそんなときさえ、
サトのこと考えていた。
ばかだなぁ。
元婚約者に
触られるのもいやになってしまった。
へんな体。
*
ずーーっと前だけど、
サトのことを好きになったってわかっていたとき。
でもまだ彼氏とつきあっていたとき。
彼とエッチをしようとしたことがある。
「そういうことすれば、おれたちもとに戻れるかも」
もう何度かサトと体を重ねたあと。
とにかく彼とするそれがいやでいやで、
でも、いやだなんて言えなくて
最中に
我慢してたのに
ぶわっと涙がでて、
それからずっと泣いてた。
「なんで泣くんだよ」
答えられない。
彼と別れるのがつらいわけじゃなかった自分に失望した。
なんの涙かよくわからなかった。
サトがすきなのに。
って、
ずっとそう考えてた。
最悪なことをしてしまった。
終わったあと
「こんなに悲しかったエッチは初めてだよ」
彼のほうがショック受けてたのに、
泣かせてごめんなっていって、
私のほおをなでた。
いつものやさしい声で、彼が言った。
「結婚、やめる?」
わたしたちは
たしかその日に終わった。
最悪なことをした。
神聖であるべきだと思うのに。
*
いろんなこと思い出した一日だった。
今日の帰り道。
夜中にサトと電話した。
彼の声はやさしくて
いやされた・・。
ほんとにほんとに。
これがなかったら
今日も泣いて寝てた。
五日に
サトと会う約束をした。
次の日大事な試合があるから早く帰るけれど
それでいいなら会えるよ、
って言ってくれた。
ぎゅうって、
してくれるって。
*
失恋記念日になる予定です。
つらい。
わたしこそいっぱいいっぱいって気づいた。
私、ちゃんと償おう。
元婚約者に幸せになって欲しい。
見届けよう。
サトが前付き合っていた人に向ける気持ちとはまったく違うね。
真剣に恋愛してたのは同じなのに、
人が違うと
こうも違う感情が恋愛の後に残るのね。
サトがしてくれる ぎゅう を
忘れないようにしよう。
そして
笑っていよう。
サトが思い出すやっこは
笑顔のやっこがいいな。
私、泣いてばかりだったから。
向こうに帰ったら
きっといえなくなると思うんだ。
好きっていう気持ちが強すぎて。
サトが向こうにいったら
やることもあるし、
友達もいるし、
きっとサトは笑顔で変わらない毎日をすごしてくれるだろうと思う。
わたしまだその程度でよかった。
過ちを犯した。
なんかもう、
生きてる心地しないし。
体にあざばかりできてしまった。
体がくるしくて泣いたのはいつぶりだろう。
でも生きてる。
ナイフで喉切る勇気なんか情けないけどぜんぜんもてなかった。
「死にたいって思うなら、やってみたら?」
許せない。
こんなやつ、死んでしまえ。
そんなふうに思ったのは初めてだった。
*
夕方になって、
元婚約者
帰るっていうから、
見送るつもりだった。
その時間には心が死んでいた。
涙もでないってやつ。
さらにひどい顔していたんだろうな。
ホームで待ち合わせ。
彼はでっかい花束もっていた。
それはそれはもう、でっかーーーいの。
今日はやっことおれが出会って、
4周年記念日です。
そんなメッセージカードが入っていた。
彼は目を真っ赤にして、泣いていた?
*
私は残酷なことに
ただただ、
倒れそうだった。
なんで彼の胸にとびこんで
甘えたくならないんだろうって、不思議だった。
だって今日こんなひどいこと起きたんだよ。
私、立ってるのやっとじゃん。
・・でも甘えられなかった。
なんでこんなに苦しまなくちゃいけないんだろうって
恨み言さえいいたくなった。
サトが彼女にいうようなこと、言うんだよ。
気持ち、わかるよ。
そりゃ、
泣きたくもなるよね。
抱きしめられたけれど
抱きしめられたくなかった。
やめてよ、なんて言えなかったけど。
現実って厳しい。
愛したぶんだけ、憎しみにかわっていくのがわかる。
「婚約は解消しない」
お、おいおい!!解消しないもなにも
とっくに解消したと想っていたし、
気持ちが二人ともそろってないのなら成立しないでしょうに。
前に返したはずの、
私の指にぴったりの婚約指輪がはめられた。
「ごめんなさい・・」
それしか思いつかない。
そしてそんなときさえ、
サトのこと考えていた。
ばかだなぁ。
元婚約者に
触られるのもいやになってしまった。
へんな体。
*
ずーーっと前だけど、
サトのことを好きになったってわかっていたとき。
でもまだ彼氏とつきあっていたとき。
彼とエッチをしようとしたことがある。
「そういうことすれば、おれたちもとに戻れるかも」
もう何度かサトと体を重ねたあと。
とにかく彼とするそれがいやでいやで、
でも、いやだなんて言えなくて
最中に
我慢してたのに
ぶわっと涙がでて、
それからずっと泣いてた。
「なんで泣くんだよ」
答えられない。
彼と別れるのがつらいわけじゃなかった自分に失望した。
なんの涙かよくわからなかった。
サトがすきなのに。
って、
ずっとそう考えてた。
最悪なことをしてしまった。
終わったあと
「こんなに悲しかったエッチは初めてだよ」
彼のほうがショック受けてたのに、
泣かせてごめんなっていって、
私のほおをなでた。
いつものやさしい声で、彼が言った。
「結婚、やめる?」
わたしたちは
たしかその日に終わった。
最悪なことをした。
神聖であるべきだと思うのに。
*
いろんなこと思い出した一日だった。
今日の帰り道。
夜中にサトと電話した。
彼の声はやさしくて
いやされた・・。
ほんとにほんとに。
これがなかったら
今日も泣いて寝てた。
五日に
サトと会う約束をした。
次の日大事な試合があるから早く帰るけれど
それでいいなら会えるよ、
って言ってくれた。
ぎゅうって、
してくれるって。
*
失恋記念日になる予定です。
つらい。
わたしこそいっぱいいっぱいって気づいた。
私、ちゃんと償おう。
元婚約者に幸せになって欲しい。
見届けよう。
サトが前付き合っていた人に向ける気持ちとはまったく違うね。
真剣に恋愛してたのは同じなのに、
人が違うと
こうも違う感情が恋愛の後に残るのね。
サトがしてくれる ぎゅう を
忘れないようにしよう。
そして
笑っていよう。
サトが思い出すやっこは
笑顔のやっこがいいな。
私、泣いてばかりだったから。
向こうに帰ったら
きっといえなくなると思うんだ。
好きっていう気持ちが強すぎて。
サトが向こうにいったら
やることもあるし、
友達もいるし、
きっとサトは笑顔で変わらない毎日をすごしてくれるだろうと思う。
わたしまだその程度でよかった。
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