さと。

2008年8月5日
なんだかうまくまとまらないので、

要点だけ。

落ち着いた場所で

3時間も4時間と元婚約者と話したこと。

私が言ったのは、

大好きだけど、もう恋愛感情はないこと。

だから体の関係ももてなかったこと。

そう思ってもう一年以上たつこと。

好きな人がいること。

「あきらめられないよ」

私もなんで元婚約者、空君(そらのよーなイメージ)のこと
好きじゃなくなっちゃったのか、もうわからない・・。

私も泣いて

空くん泣いて。

空くんは恨み言もひがみっぽいことも、

ひとことも言わなかった。

でも、ひとつだけひっかかること。

「俺がやっこを奪い取ったときにすごく似てる。
 やっこには、○○○さんがいて(例の元彼)・・
 おれは必死だった。
 いつも泣いていたね。

 やっと笑ってくれたときの、
 やっこのそのときの笑顔忘れられないよ。」

 「いま、昔のやっこを見ているみたいだ。」

私もちょっと

そのときのこと思い出していた。

空は私のこと、命の恩人だというけれど、

私は空のことを、命の恩人だと思っている。

病気でぼろぼろで、半分死んでいた私が笑っているのは空のおかげだ。

「無理でもなんでもいい。

 もう一度、プロポーズさせて。

 やっこが日本に帰ってきたら、俺、もう一度指輪もっていくから。」

「おれと結婚して、やっこは幸せになれるのかなって、
 めちゃくちゃたくさん考えた。
 おれのせいで、音楽もやめることになって
 やっこは苦しむんじゃないかって思うんだ。

 でもいくら考えても、
 やっこのことが大好きで。

 もしやっこがおれを選んでくれたら
 一生、愛しぬくって、誓う。」

こんなときまで、
この気持ちにおしつぶされそうになったやっこって、
鬼ですか?

どんどん現実的になった。
この言葉を聴いたとき、はっきり思ったのは
「私は、彼を愛している」
ということ。
人間的に。

でも、なんかどこかが違う。
やっこが、空を幸せにするビジョンがまったく浮かんでこない。
これは、すごい問題だと冷静に思った。

うれしかったのに、
ひどく悲しくなった。

あいま

あいまに

サトにメールしてた。

たすけて、と、

心の中で弱弱しい声でサトを呼んだ。


毎年夏に再会するたびに、
空を新幹線のホームまでおくっていったけど、
今年は見送らなかった。

「さよならなのかな・・」

なんか

なんも言えなかった。

さよならだと思うから。

「俺、もう一度、結婚申し込むからね」

最後の最後に空は何かいいたそうだったけど、
結局何もいわなかった。
やっこも同じ。




しばらく東京駅で泣いていた。

あー。死にたい。

って、簡単に思ってしまった。

涙はぽたぽたもうたれなかったけど、

ブラックホールにすいこまれたかんじ。



サトが心配して、東京に来てくれた。

会えたのは一時間後。

ぜんぜんおなかすいてないし喉もかわいてなかったけど、

サトはおなかすいてるだろうなって、

近くの居酒屋に入った。

「初めて二人で居酒屋にはいったね!」

サトの無邪気な笑顔がなんか癒されるような、

かなしいような。



だって、

サトとわかれよう(別れるって変だけど)って

心に決めていたから。



一生懸命笑ったつもりだけど、

サトの表情はあからさまに心配してくれていた。

やさしすぎて、

居心地よすぎて

心がぶれるのをすぐに感じた。




その後

昨日は

サトと一緒に眠ったんだ。

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