日記その3.

そしてまた電話

何やってんだろ自分

「いつ会える?」

っていったら

「わかんねぇ」

だって。

聞いといてよかった。

バイトのあと「会いたい」って言ってくれるかもとか

どーーーーー〜でもいい期待しなくて、

いいもんね。

きっと明日会いに来てくれるとか思って

食べ物くさらせないように見張る必要もないもんね。

私ってサトに何求めてるんだろ。

もう私のほうから会いに行きたくないって思ってしまう。

そういうの、くやしい、とか

もしかしたら頭のどこかで「損。得」を考えているのかもしれない。

私って何を大切にしてるんだろう。

よくわかんない。

私は、空くんみたいに人を愛せるようになりたいって思ってる。

まだまだだな。



今回、空を泣かせた。

「やっこは、俺に会いたがってないよな。俺だけばかみたいだ」

ほんんっとに、

純粋な、

ぽろぽろとした涙だった。

男の人が泣くのなんて、

きっと恥ずかしかっただろうに。

でもそんなのも我慢できないくらい、

彼は悲しかったんだ。

そっくりそのまま

やっこが今味わっている気持ちだ。


サトと一緒にいてずっとその気持ち、

わかっているつもりだったから

空にそんな悲しい気持ちもたせたんだって思ったら

「ごめんねごめんね」って思って

その日は一緒に泣いてた。



サト。

私はサトに会いたいって

ずっと思ってたんだけどな。

バイトいれて(はいってしまって)

女友達んとこ(まぁけんかは知らないけど)ご飯食べに行くのが

答えかーい。さいていっ

「やっこちゃんのいないところで遊ぶからって、やきもちやいてるの?」

だって。

ある意味そうだけど

でも何より今日はサトのことが嫌だよ

せめて会いたがってくれてもよかったのに

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